商品の成り立ち 季節ういろ

時代に合った商品設計を、一体となって粘り強く推進

四季折々の味覚を提案する「季節ういろ」。発売開始から歳月が経ち、売れ行きが膠着していた要因を見つめ直し、再生を果たしました。

 

季節ういろ
季節ういろの包装紙

「季節ういろ」は、「はる」「なつ」「あき」「ふゆ」の季節ごとの味わいを楽しんでもらおうと、一年で4商品を展開するシリーズです。発売当初のパッケージや味が、消費者の好みや市場にそぐわなくなっていました。

そこでリニューアルし、パッケージデザインに一年を貫く共通の世界観を持たせることに。和菓子であることを意識し、素材名はすべて漢字で表記。一つの箱には2種類を詰め、併記する2つの素材名は文字数を合わせます。柄はアイコンのように象徴的に表し、色合いは日本の伝統色から選びつつ、北欧を意識したモダンで温かみのあるグラフィックにしました。

味は、職人との話し合いを重ね、時に意見をぶつけ合いながら、目指す味わいにアプローチしました。例えば「ふゆ」の「柚子」は、「ダイス(角切り)」を使って自然な美味しさを目指しました。しかし、製造するには、「ダイス」を使うとコストが上がる、生地をコントールしにくい、天候に左右され安定的な入手が難しい、といった問題が提起されました。社内で何度も検討し、試作を繰り返した結果、味わいとできる限りの安心感を大事にするという商品開発の姿勢が確立しました。

また、「なつ」の「檸檬」にはレモンピール、「白桃」にはピューレを使用。果物を使用すると、ういろ独特のもっちり感を出しづらくなるのですが、米粉の分量を加減するなどして製造上の問題を解決しました。こうして一つひとつの課題に、開発と職人が一体で取り組み、味の設計を行っています。

味、ビジュアルを一新した「季節ういろ」は、現代の嗜好性を大切にして生まれ変わった一品です。

季節ういろ

季節ういろ

主原材料
砂糖、米粉、桜葉、蓬、白桃、レモン、さつま芋、栗、玉露、柚子、他。(味により異なります)
賞味期限
30日
保存方法
直射日光を避け常温にて保存頂き、冷蔵庫には入れないで下さい。
特定原材料
秋ういろ(栗ないろ)には小麦を使用。

その他の商品の成り立ち

導き出した、新しい形

初 うい

創業当時の想いをたどり、ういろの根幹はそのままに、今あるべきかたちを表現しました。米粉の風味を大切にしたグルテンフリーの生ういろです。

「ういろ」から「ウイロ」へ。デザインの力で既成概念を変革

ウイロバー

「ウイロバー」は見た目も食べ方も従来のういろとは一線を画すものです。ういろに「デザイン」を取り入れたことで、関心のなかった世代を呼び込む契機になりました。

人気商品を超えるために、さらなるデザイン性を追求

ういろモナカ

個包装した「ういろ」「餡」「最中種」を、お客様の手で挟んで完成させる一品。ヒット商品以上のデザイン性を実現するため試行錯誤を重ね、生まれました。

現代の食生活に合わせた個包装への挑戦

ひと口ういろ

少しずつ多様な味を楽しみたいというニーズに応える、ひと口サイズのういろ。開発の裏には、フィルムが「まっすぐに切れる」までの葛藤がありました。

レトロとモダンの理想的なバランスを実現

棹ういろ

昔からのお客様に親しまれ、若い世代にも響くこと。伝統的な棹タイプの「ういろ」のリニューアルで目指したのは、年代を超えて愛される佇まいです。

職人の手作りによって味の重なりを構築

味いろ

三層仕立ての「味いろ」は、職人の手仕事によって作られる逸品。リニューアルに当たり、若手メンバーが味の再構築に取り組みました。