—近藤愛子さんは製造部でういろづくりに関わっていますが、昔からお菓子づくりに興味があったのですか。入社した経緯も教えてください。

小学生の頃からお菓子を作っていました。特にバレンタインデーにはチョコやクッキーづくりをがんばりましたね。

大須ういろには、製造部の求人を見つけ、自宅から通いやすかったこともあり応募しました。それまでは別の職種に就いていて、自分には向いていないのかなと感じて…。製造は未経験でしたが、どんな仕事か興味があってチャレンジしようと思ったのです。

—最初はパート勤務から始めたそうですね。

はい、パートとして2〜3ヵ月働いて準社員になりました。その1年後ぐらいに社員になっています。こうしたパターンはあまりないみたいです。周りが優しい人ばかりだし、居心地がよくて、ここなら長く勤められると思って社員にしてもらいました。一つのものと向き合う仕事も自分に合っていると思います。

—担当しているのはどのような仕事ですか。業務の中で心がけている点も教えてください。

ういろをフィルム包装する機械を担当しています。機械で6つずつに切って、包装して、それを検品します。

仕事では、不良品にならないよう気をつけています。たとえば、フィルムにシワが入っていないか、確実に真空状態になっているか、ごみや繊維が混入していないかなどをしっかりとチェックするんです。また、季節商品の製造は昔ながらの機械を使っているため、こまめにメンテナンスするように努めています。週に2回ぐらいはパッキンに油を塗ったり、動作を確認したり。もし、普段と違う音がしたらすぐに上司に相談します。常に良い状態に機械を保ち、自分の目や耳で確認することが大切です。

—作り手として喜びを感じるところはどこですか。

先ほどの確認をしっかりして、きれいな商品ができあがったときです。フィルム包装したういろが箱詰めされていく様子を見ていると、やり甲斐や達成感がわいてきます。これがお客様のもとに届き、手に取ってもらえるんだと想像すると、うれしくなりますね。

—仕事で大切にしていることは何でしょう。

やはり、きれいな商品を作ることです。お客様に「ほしい!」「買ってよかった!」と感じてもらえる商品を作りたいといつも思っています。

—近藤さんからみて、ういろの魅力は何ですか。

ういろといえば“お土産”というイメージで、入社するまで実はあまり食べたことがありませんでした。口にすると、米粉を使っているため、和菓子の中でもお団子に近いようなもっちり感があり、風味が口の中でふわっと広がるのが魅力だと思います。オーソドックスな棹から、バー、ひと口タイプと形がいろいろで、味も白、桜、抹茶などだけでなく、檸檬、玉露、芋、栗、きなこなど多彩です。そんなバリエーションの広さや奥深さにも惹かれます。

—今後はどんなことに挑戦したいですか。

これまでとは違う新しい仕事にも挑戦したいと思っています。今上司から声をかけてもらっているが在庫管理の業務で、製造する数量を、多すぎず少なすぎず、ニーズとのバランスをとりながら調整するものです。今までは教えてもらう立場でしたが、管理するとなると責任重大です。それだけに自分で決めるからこそ、良い商品をしっかり作り届けたいという思いがより強くなっています。

—大須ういろという会社の特徴を教えてください。

社員になる過程で感じたように、みんな優しくて温かく、社風がアットホームなところです。もし元気がなさそうなら声をかけてくれるし、仕事に不安がありそうなら相談にのってくれます。これまで何度も励まされてきました。そうした“人”が何よりの魅力だと思います。

プロフィール

近藤愛子

役職:製造部

出身地:愛知県名古屋市

仕事内容:ういろのフィルム包装、検品